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偶然の出逢いだったのか、私はそうは思っていない。出会うべくして出会った。今では会う事もなくなり、交した会話だけが鮮明に残されている。唯一の慰めであり、孤独に耐えるだけの力を得た。不屈の精神を備えた人間に出会えた事は私にとっては希望だ。貴方が存在したと言う事実は私が幻を見ていたのではない事を裏付けた。人間の中に神を見い出す。共に寄り添う事が重要ではなく、私の生き方を黙って許してくれている貴方に私は支えられている。愛しているなどとチンケな考えは私にも貴方にもないだろう。たがいの血と肉の中で孤独にあっても耐える事が可能だから。
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死んだらこの馬鹿化た世界ともオサバラだ。そう思えば笑ってられる。虚しい言葉、虚しい命。道化役者が揃って馬鹿な毎日が繰り広げられて行く。いささかうんざりだ。人間の愚かさとくだらなさに笑うしかない。滑稽だ本当に人間は滑稽だ。賢いふりの人間ほど滑稽なものはない。余りの愚かさに笑うしかあるまい。
港を船が離れて行く。何度か船に乗り、海の色さえ見ていなかった昔が蘇る。もっと早く帰るべきだった。悪戯に時間を過ごしただけだったように、今は思える。田舎が私を待っていたと思うのは気のせいかな。追い詰められて、やっと決心が出来た。今の私と同じ気持ちであの頃も田舎を離れたなら悲しくは無かっただろう。海を渡る波の音が優しく聞こえる。不条理な別れが悲しく、運命に流されるように島を離れ、再び島に帰る。誰の意思でもなく自分自身の意思で。同じ海なのに今日の海は優しい声で囁く。おかえりなさいと。
説明も理由も知らされず海の中に放り込まれてしまう。運命とはそんなもんだ。不条理だ、などと言ってる暇はない。兎に角泳がないと溺れ死ぬしかないのだから。人間の本能には死への恐怖がある。無意識の中でほくそえむ厄介な存在。死の存在に気がつくより早く海に投げ込まれたら、死への恐怖も意識もなす術が無くなる。諦めるか、もがくしかないだろう。因みに成長するに連れあらゆる事を学んでいく。現実に人間がアッサリくたばりのを見て、人間とは何と脆いものかと思い知らされた。生きてるだけでめっけもんだと無欲になれるのは地獄をくぐりぬけた者にしか解らない。負け惜しみに過ぎないだろう。負けても構わない、そう思える存在を知ってるからなんだが。
人によって違うんだろうな。仕事や生活の貧しさは我慢出来ても人間の在り方には我慢が出来ない。子供の頃から変わらないものだ。最初の無駄な我慢は父との生活だ。何も得るものは無かった。父の自己中心な生活に振り回されただけで、父からは人間としての何も得られ無かった。それも今では良かったかなとも思う。人間を探し歩いた道がある。出逢いとは不思議だ。心底探していれば必ず会える。父とは似てもいない人間だったが。一時、父を生きてみた時期がある。自分の命で生きた父は虚しい存在だった。人を心から理解するのは多分その人の真似をしてみる事で解るのだろう。私に馴染まない私を生きる事は出来ない。ある程度生まれた時の資質として持っているものもあるのだろう。手塚先生とはほんの少しすれちがっただけなんだが、一瞬で先生が目指しているものが何かを感じた。私が選んだ人間がいる。そこに至るまでの出逢いがある。人間になる為にだけ生きてきた。


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