計画のない未来

ブログに思った事を書く。それで私は少しだけ落ち着く。その日感じた事を神様に話す様に書く。書くと言うより語りかけている。答えは私の中にしかないのだが、話し相手に神様を思う。子供の頃から私の話し相手でもあった。人間の心の一番深くに神様はいるのだろう。私の神様は不思議な存在。揺るがぬ一点に佇み、太陽や月が巡る様に世界をぐるり見渡している。ただ一点から世界を照らす光でもある。祈りしかない者の慰めであり、苦難の時も私の傍らにいた存在。形なき良心でもある。私も又罪人であり、許しを乞わなくてはならない者でもある。罪に気がつかない事が人間の成長を阻む。過ちは人間の特許だろう。不完全に創られたが故に物語りは生まれ、豊かにもなる。私も振り返り苦笑するしかない過去がある。だからこそ人間の過ちも許せる。私の神様は言う。理解こそが世界なのだと。

貴方が良ければ

あくまで私の考え方に過ぎない。日頃環境について力説しているから、チョツと注意しただけ。心から思っていると小さな所にもそれとなく形として現れる。だから私は言葉や大袈裟な行動より何気無い部分に目がいく。血となり肉となったものは指先にまで行き渡る。偽善者はそこまで神経が行き渡らない。所詮見せかけの人生はそんな所だ。真摯に生きている人間はユーモアがある。心の余裕はしっかりとした自分があって初めて出来ると私は思う。明るくもなく暗くもない心に夜と朝は人間の生活にメリハリを与えてくれる。私は深さのない明るさが苦手だ。単純すぎるからでもある。

役者

人が望んでいる私がいる。お望みとあらば演じても構わない。ほんの束の間の舞台。一人になると役の事を考える。あそこはもう少し控え目の方が良かったかなとか。演じている事がばれる様ではいい役者とは言えない。目的の為に私は演じる。私にとってこの現実は舞台でしかない。人間の思い込みはかえって仇になる。先入観は墓穴をほるだろう。何が起きるか解らないのが現実。最良の役を演じるだけだ。上手くいかなくても気にはしない。演じる目的は(疑問)を持って貰いたいからたから。言葉や仕草に騙される人間に魅力はない。視野の広さも大事だが、私は意識の深い人間を信頼する。鋭い人間には小細工は要らない。

笑っちゃうね

占いコーナで好きな人に会えると。多分昔の私なら喜んだかも知れない。どんなにいい事を言われても自分が望んでいないものは要らない。代用品で誤魔化せないものがある。気がついてしまうと取り返しがつかなくなる。今更引き返せる訳でもないし。あ～、そう言えば新聞に何とかと言う作家が書いていたなぁ。読んでいて私とは絶対相性が悪いだろうと思った。多分この作家さんは人生にも自分にも自信があるのだろう。でも、私はこんなタイプが一番嫌い。貴方のつまらない視点から見た人生は貴方だけのもの。他人を当てはめちゃいかん。

流れない時間

アウシュビッツにはカレンダーや時計があったとは思えない。朝と夜の繰り返し。明日への希望を奪われた者には必要もない。仕事を辞めて気分は落ち込みっぱなしだ。アウシュビッツの事を思いながら我慢してきたつもりだが、我慢すればするほど陰湿になっていく。私にとってアウシュビッツは他人事には思えない。豊かになったと言うが本当なんだろうか。人間の意識を変える事は難しい。試行錯誤の果てに辿り着いた地がある。社会の価値から生きていた頃の私は社会的に成功する事であったし、愛されたい一心で自分自身でさえ踏みにじった。多数の人が揺らぎながら生きている事は解る。価値観が定まってからも多少の揺らぎはある。(これでいいのか)疑問を自身に投げ掛けながら生きている。それはとても疲れる事だから何処かで安定したいとは願うが日々の中で考えずに生きる事にも危険を感じる。アウシュビッツ。これは私にとり自由と愛を奪われた者達の代名詞になっている。