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チベットにはさほど興味はないのだが、ダライ、ラマを知りたくなり、チベットの本を借りて見た。景色が美しいの一言に尽きる。インドとチベットをガンディス川が結ぶ。日本では死者は火葬され人目に触れる事はない。ガンディス川には死んだ者を清めると言う意味もあるのだろう。死体が浮いている。日本なら即、事件になる。無造作ではないにしろ、人間に対する信頼があればこその光景だ。本の中で印象的な話があった。死んだ子供を抱き抱えたこじきに食べ物を与え子供を埋めてあげようと言うが、これは私達が最後に食べると言うくだりは凄まじい命への尊さを感じる。ダライ、ラマの話も私には理解出来る。今の日本では通用しない価値ではあるが、本来の人間の在り方ではと思っている。随分前に知り合いに(姥捨て山でも作ったら)と冗談で話していたが、今では政治家が姥捨て山を連呼している。私が望んだ訳ではないが、いずれ、そうならざるを得ない現実が日本にはあった訳で。現実を見据えている者には未来も見えている。
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結婚したての頃、旦那はテレビにかじりついていた。そんなに面白いのかよ。仕事もなく退屈な日はテレビ見ているしかないか、と、一応見るがすぐ飽きる。一方的は退屈だ。店を経営をしてた頃は客の話をただ聞いていた。面白いかよ。ウンザリすると厨房に逃げていた。仕事に没頭したのも旦那にウンザリしたからでしかない。あ~この人と時間を過ごすのは無理だなぁ。私は旦那が何を考えていたのか知らない。自分の考えや思いを口に出す人では無かった。無言はある意味神秘的である。モナリザの無言は本当に不思議な空気を漂わせている。モナリザは言葉を発する訳ではないが、神秘的無言とはこう言う事を言うのだと。モナリザの絵を見ながら思う。テレビで賑やかな会話を聞きながら虚しくなる。本を開く。たった一行の言葉が新鮮だ。まるで静かな水面に落ちる一滴の露の様に波紋を描く。言葉の喜びはこんな所にある。穏やかであればあるほど微かなものにさえ感動する。心の喜びはそこにある。
忘れていた言葉が蘇る。言葉に隠された秘密とでも言うか、ある時突然感覚として言葉を捉える。最初の不思議な言葉は(存在)知人が話しているのを側で聞き、意味は分からなかったが妙に心に残っていた。意味を知ったのは随分後。それは容易い言葉ではないと今では思う。もう一度あの時の知人に会えたなら聞いてみたい。(貴方にとって存在とは?)私とはそれほど年が離れていない知人はどんな気持ちで(存在)を使ったのだろう。何故こんな疑問を持つのか。様々な人に会い、意味も知らず使ってると感じる事もあった。存在と言う言葉の意味は重い。記憶と辞書でひいただけでは深くまで辿りつけず、言葉を多様化出来ない。笑い話もある。多分、誰かに言われたのだろう。(いい訳はしない)と一見格好いい言葉を放った知人。私が知人に求めていたのはいい訳ではなく理由。なんでこうなったのか、原因は知人にあったにも関わらず、いい訳はしないの言葉で自己責任をうやむやにした。言葉を理解せず話すととんでもない過ちを犯す。人との出会いで、言葉と存在との不思議な関係を知った。同じ言葉でも放つ人で意味は違う
のだと。使用禁止用語に思われている言葉も使い方一つで変わる。行き着く先は結局(存在)でしかない。
暇でテレビをみているんだが、面白くない。ウンザリ。去年遊園地に行き、ジェツトゴースターに乗ったが、スリルが無かった。落ちるかもとか不安がないとスリルは感じないのだろう。落ちるかも知れないが、しょうがないと思っていてはスリルの味わいようがない。予測している事はスリルにはならない。ジェツトゴースターの様な人生を生きて来た私にとっては委ねると言う姿勢が自ずと身についている。諦めではないが、あがいても無駄な時がある。人間の中で生きていると様々な人と関わりながら生きているのが分かる。一人の力ではいかんともし難い事にも遭遇する。自分に出来る事はするが、他者に委ねざるを得ない時、人間を信頼するしかない。信頼を裏切られても私の問題ではない、と他人事の様な。人にはそれぞれに生き方、考え方があり、それは私の預かり知らぬ事でもある。ジェツトゴースターに乗りながらそんな心境だった。だが人間は機械ではない。いかなる判断をするかで内面的な人間性を知る手掛りになる。
夢を見ていた。夢の中で、これは現実、これは夢と。境目を意識している私がいた。パチンコ店に知人が数人並んで座っていた。一人の知人は本を読み、もう一人は無心にパチンコ台に向かって黙っていた。もう会う事はないと思っていた。再会の理由を説明しようとしたが、タイミングが掴めず、何も話せなかった。夢の中でこれでいいんだと思ったが、何故か寂しいとも感じていた。取り留めのない夢で支離滅裂だが、夢の中の私の心情は現実だ。夢を前に、これは夢なんだが、今感じているものは私の現実だった。次第に遠ざかる知人がいる。会っても何も話す事もないのだが。今では赤の他人に過ぎない。


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