役立たず

物書きは自己嫌悪の塊だ。生まれてきてすみませんと言っていた太宰は偉い。過剰な程自己を意識していたんだろう。役たたず。畑で汗水垂らして働いている人間が羨ましかったりする。今日の糧に感謝し細々と生きる。理想だ。しかし、中には見なくてもいいものが見えたり、聞こえたりする厄介な性質を持った生物もいる。自分にだけ見える世界は薄気味悪い。非常に孤独だ。あらがい難い意識の辿り着く先は発狂か自殺。うまく行けば抜け道が見つかるだろうが、孤独が道連れと言った所だ。厄介だが否定する事は自己を亡きものにするに等しい。

とんだ災難

天災[天才]は忘れた頃にやってくる。ダイナミックな物事は人間の意識の及ばない[？]に存在する。子供を天才に育てるなんて訳の分からん本も出ている。天才って苦しみの塊だよ。誰が可愛い我が子を苦しめたいと思うか。イエスも天才だった。磔は嫌だが名誉だけ欲しいなんて虫のいい話すんじゃねぇ。そこら辺の浅瀬で水遊びでもしてるんだな。所詮空っぽの頭から出る発想なんてたかが知れてる。神秘は理不尽であり無情なもんだ。嘆きでしかない。

日常のリズム

仕事が好きだった訳ではなかった。毎日の生活のリズムも余りに自由きままだと次第にだらしなくなる。そんな自分を見ているのは苦しい。人との関わりは緊張もする。だからこそ仕事を終えた時の解放感が喜びになる。明日、なんの予定もない。今の世の中に私は興味がないからただ働いて何と無く生きている。私なりの世界観はあるが、周りを見渡して見て、私の求めるものとは違うと言う事は感じる。それが大多数を占めている。私の願いや希望は戯言に過ぎぬ。

忘れられた植物

家のあちらこちらに小さな鉢に植えられた植物が未だにしげっていた。小さな鉢の中には僅かの土がある。よくもこんな状態で生きていたと感心する。この夢は何度か見ている。育つはずもないのに、忘れられてもなお生きている植物。夢の中で、もい少し大きな鉢に植えかえてあげたらと思っている私がいた。多分出来ない現実があるのだろう。

タイミング

非常に筋の通らない話ではあるが、今抗議に行けばいい結果は出ないだろう。なんせ、私むかついております。気分最悪。今の心境からはまともな言葉は出ない。自分の気持をスッキリする為にだけ意見を述べたんでは虚しい。気分なんてどうせコロコロ変わるもんだ。でも時には手放しで吠えるのもいいかも。理性的過ぎる人間も好きじゃない。バランスとタイミング。