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日本は今豊かだと思う。この豊かさが裏目に出ているのが今の日本でもある。その根底にあるものは他者よりぬきんでる事しか考えていないからだ。社会や大人に急かされて生きていては好奇心は育たない。安心感があれば子供は勝手に学んでいく。あらゆる争いのない世界は子供のような好奇心に満ちている事だろう。もう止めよう。同じ過ちは。国と国の争い。個人と個人の争い。普通が幸せなんて人は言うけど、普通さえ分かっていない。経験した世界からしか人は見ていない。
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小学校に入って一年間は落ち着いた時間があった。学校で学ぶ事は新鮮だった。あのままの時間が続いていたら今とは違う私がいたのかも知れない。運命と思えば腹が立つ。私がこの道を選んだのだと言い聞かせてきた。もし、生活が安定していたなら、ただ学びたい。何かになる為にではなく。学ぶ事と新しい世界を知るのは感動する。何も感じない時、私自信が止まっているのだと分かるのだが、不安定な毎日に心がざわめく。生活への不安からか、無心になれない。何かになる為に学んだ訳ではなかった。心と言う不思議な領域に魅せられ心理学、哲学にのめり込んだ。私自身の心を旅するが為に。辿り着いた深みには死が潜んでいる。いかなる不安も死の前では無力になる。誰にもこの運命は変える事は出来ない。だから、私は自身の成長が止まった時、死を感じる。私の心臓はまだ動いているのに心が死んでいる。幼い日の失われた時間に私の心はない。好奇心は心が生きている証でもある。厄介な子供のような好奇心は私が幼い日に一度は失ったものでもある。絶望の最中に私をよびもどすものは、[何が私の喜びか]と問うと、気付きだった。私の知らない世界を知
った時、生きている自分を感じていた。
子供の頃ならいざ知らず、何故大人になってからまでこんな生活をしなくてはならないのか。死ぬしか私には自由が残されていないのか。親は選べないが、人間は自分の意思で選びたかった。仕事に没頭している時だけ私は寂しさを忘れている。自由の意味は好きなように生きるのではない。心が何事にも縛られない事だ。明日死ぬと思えば気が楽になる。そこは私が最後に行き着く場所。随分、真っ直ぐな道だ。生と死の間を脇目も振らず走ったような。寄り道と言うより迷い道の多い人生だ。仕方ないか。生きる意味を知らずに生きるなんて芸当ができなかっただけ。あらゆる物事の意味を知りたかった。知った後には寂しさだけが残った。人間は寂しい生き物。だけどその寂しさを埋める心は簡単には手に入らない。
姉と私は余りに違いすぎた。母は姉と気が合ったが、私とは全く合わなかった。姉は世渡り上手でもあった。ある日姉は言った[人間失格]と。その後私は太宰の人間失格を見付けた。太宰が教科書に載っていた[走れメロス]の作者である事も知った。私と太宰の出会いは姉の一言から。その後私が読みだした作品の殆んどが世の中からはみだした人々。この世界に安らかな安住の地を持たない者達。走れメロスは太宰の憧れでもあったと今は思う。私と母の間には感じる事ができなかった何かが母と姉にはあったのだろう。私には分からない繋がりがあったんだと思う。愛されなかった訳ではない。互いに違いすぎた。愛されたいと求める度に空っぽになる私が残る。
哲学や心理学が好きで一時はまった時期がある。本の中に書かれている心理は確かにあるのだが、いかなる書物にも限定されないのが人間でもある。何故なら人間は働きかけ方により異なる姿を見せる。相手がどうであれ、いかなる働きを相手に及ぼすかは私が相手に望む姿勢である事もある。中には固くなに自己保持する者もいないではないが。開放的に接すれば相手も同じとまでは行かなくともある程度は親しみも感じる。だから、思う。今、私の前にいる君と楽しい時間を共有したいと。


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