信頼

世の中を受け入れず私は生きている。[それで生きていけるなら]そうだね。人は皆同じ事しか言わない。聞き飽きた台詞しか持ち合わせていないのか。私の生き方に対する言葉は何時も同じ。何に脅えているのかは、大方見当はつくが。死を恐れている限り人間は生きれない。死に対する信頼は生に対する信頼と同じなんだと私は思う。誰もが忌み嫌う死を私は信頼する。そこまではいかなる現実もお手上げになる。挫折を与えるのは私ではなく、全ての人が死の前で挫折するだろう。恐れず味方にする方が得策と言うものだ。私が唯一信頼するものが死なのだ。現実はうつろうが死だけは忍耐強く変わらない。

不都合な真実

何時か死ぬと言う事も不都合な真実になっている。それだけが唯一の運命と感じる私には、今、この現実こそが夢のような戯言に思えてならない。私が感じている事と他の人との隔たりはいかんともし難い現実だ。埋めがたい距離がある。

ノンビリと

今のままでいい訳ではないが、焦ったとこで、良き未来が来るなんて有り得ない。今はこうしか生きれない。今日、一日何かいい事があればラッキーくらいに思う方がいい。未来は理不尽な神様だけがご存じの有り様だ。

美食家

退屈な人よ。貴方を食ったりはしない。これでも美食家なんでね。不味い味に我慢するほど馬鹿げた事はないと常々思っている。不味い料理食うくらいなら餓死の方がまだ救われる。本日は墓けつを掘ったようで、ご苦労様。私のお陰ではない。全て貴方の性格の悪さからであります。

ブラックホール

[バックグランドがないのね]今頃、あの知人はどうしているのやら。隣近所に気を使って築いたバックグランドは貴方を幸せにしてくれているのだろうか。一匹狼の私はたまに貴方を思い出すが、それは哀れみからに他ならない。貴方は弱い人間だから世の中にしか住まいを持たない。何時か、貴方の人生が下らないもので形作られていた事に気付くだろう。私から貴方に伝えたかった言葉がある[つまらない人生とつまらない人ね]いずれ、死ぬのに。私にとってこの現実は死ぬ日までの舞台に過ぎない。そう、死ぬ日まで私は人間をからかい、暇を潰しているだけ。滑稽な人間をね。理由は単純だよ。退屈が嫌いなだけ。私が愛するのは悪魔のような神様だけだ。私を散々もてあそんだ神を。お陰で私の人生は最高傑作になるだろう。私の味方は死神と悪魔。谷底を見ればそこはブラックホール。退屈な人間は人を惹き付けない。寂しがりの私は愛するものを引きずり込む。ラフレシァの花もいい。好きなものは私の好奇心を湧きたたせてくれる。アウシュビィッツで過した人も芸術的に思える。人間の愚かさが芸術の花を開かせる。平和な世界では決して咲く事のない
美しい花を。