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何でも楽しめるのが一番の才能なんだろうし、私自身がそうありたいと願う。
だらしないなぁと思うのは何時までも同じ気分を引きずってる時だ。死体を引きずり歩いているのは重苦しいと思うのだが、そんなものにも人は未練を感じるのか。冷酷にならなきゃ楽しめないんだろう。過去も自分の分身ではあるが、時折思い出し苦笑する位がいい。
私の基本的な考えはそのあたりにある事をもっと早く気付いていたら違う人生を歩いたであろうが、今更愚痴るのは気が滅入るばかりだ。
人生は短い。気付いたら夕暮れってとこかな。
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執着しないのがいい。いずれこの世界も去りざるを得ないのだから。
薄暗い酒場は誰一人歩いている者はいない。雨が音も立てず降る。酒場のはずれは闇の中に細い路地をなし、次第に闇が濃くなる。あれは男の後ろ姿だ。闇に消えて行く後ろ姿は人生の縮図に見える。振り返らない後ろ姿を見送り、人はこんな風に闇に消えて行くのだと。
この世界で楽しめるだけ楽しんで、酒でも飲んだのか男の後ろ姿は妙に穏やかな風情すらある。
酔っ払いがさ迷う酒場を私も千鳥足で歩く。
安住さんがすっとぼけた顔で冗談まじりにさり気なく言っていたのが印象に残っている。
今なら愛されたいと願うのは自然体だと思っている。安住さんのように正直に言えなかっただけ。
そんなに愛されたいのか。投げられた言葉が滑稽だ。
愛されたいと願うのが何故悪い。誰もが思ってるさ。愛される努力が面倒くさいだけだ。でくの坊のように誰かが愛してくれるのを待っているだけの人間に比べたら可愛いものだ。
自分の気持ちに正直に。人は成長するにつれ気持ちも変わってくる。
愛される為の努力も卒業。心から愛する人を妥協せず探す。死ぬまで見つからないかも知れないが人間としての私のたった一つの願いでもある。
北海道で石狩鍋の店でアルバイトをしていた頃、何となく調理場に入り板前さんからいろんな事を学んでいた。
コンプレックスの塊だった。何でも出来るようになりたい。普通の人に。
私を面白いとでも思ったのか、板前さんから誘われたのだが、なんせ全く会話の出来ない私だった。それっきり板前さんは私を誘う事はなかった。多分つまらないとでも思ったんだろう。あの時の彼の退屈と気持ちが分かる。
どんなに面白い人であろうが美人だろうが言葉を楽しめない人は退屈だ。
ただ面白いだけでも飽きてくる。根が真面目でないとジョークも下品になる。最近は東大出の芸人も多い。人を笑わせるのは馬鹿では出来ない。
タイミングがある。少しでもずれると白けてしまう。とっさの発想力と好奇心。そのチャンスは二度と来ない位の緊張がないとタイミングは掴めない。人生も同じだ。死んだらおしまいなんだから生きてるうちに楽しまなきゃと。
明日への不安より過ぎ行く時間が切なくなる。
感情が傷つくと心を閉ざす。だがそれは良い結果にはならない。七歳の頃、父親のもとに預けられ、毎晩のように地獄を見せられた。最初の頃は驚き止めに入ったが、ある日を境に諦めた。父親が投げた陶器が頭を直撃し血だらけになってからボンヤリとしか現実を見なくなった。気がつくと自分の感情さえ無くなっていた。感情がないのは苦しくないのだが同時に生きてる実感すら無くなっていく。自分の感情を持たなかったが故に人の感情がよく分かるものかも知れないが、二度と失いたくはないと思う。
私が無意識に生きてこれたのは何らかの不思議な力があったのだと思わずにはいられない。あらゆる窮地から私を守っていたものが何であるか知らないが、微かに神様がいるのではと思っていた。誰からと言う訳でも無く自然と目に見えない存在を慕うようになった。だが、それを人に話したりはしなかった。取りあえず探してみようと思い教会などに足を運んだ。そこでは頻繁に神様と言う名前が堂々と語られていたのだが私の知ってる神様とは違うと感じ、二度と教会には行く事はなかった。私が信じる神はいると言う確信だけは残っていた。
無意識であればあるほどその力は偉大になる。闇が濃ければ濃いほど魂も宿る。解放への憧れを持ち暗黒からの解放を願う。生きたいと言う切なる願いから神は生まれてくる。


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