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あの頃は上手くいっていたのにと、もと旦那がぼやく。
そうだね、私を殺して生きていりゃ今でも上手くいってたんだろうね。
私がいない世界。なんの意味がある。
仮面の下に息を潜め動かぬ私。このままだといつか死んでしまうよ。
でも波風立てたくない。平和がいい。
履き違えた靴は歩き辛いもんだ。歩けど歩けども満ち足りるものには出会わない。真実なんて大袈裟なもんじゃないけど、ヒンヤリとした感触に心臓も心も凍えていく。
誰もが言う。優しいのね。私を殺した優しさなんて、みな、嘘っぱちだ。
よくもまぁそんな安っぽい優しさに満足してられるね。あんたを私は軽蔑する。
昔は上手くいっていたさ。あんたは女王で、王様だ。なんでもあんたの言う通りに大人しくしてりゃ上手くいってたんだろうね。
死体と寄り添うあんたは不気味だ。
腐臭が漂う中で、絡み合う女は顔を硬直させ、いつも似たか寄ったりのセリフを口にする。
あんたって上手いのね。明日も明後日も、永遠に同じセリフを繰り返し、機嫌を取る。お似合いのカップルだよ。本当に。
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将来、私は何かになろうと言う夢を見たことがない。
私はいったい何者ですかと心に聞いた。すると、はっきりとした声でキッパリと一言、おまえが芸術だ。
意味も教えてくれず理解も出来ず、心に残された一言。
この頃その意味が分かるような気がする。何をもち芸術と言うのかが。
人間らしく生きること、そのものが芸術なのだと。
芸術と言うとまるで特別なもののように考える人もいるのではないだろうか。
そうではない。もっとも美しい芸術は身じかに存在する。一番近い場所にある。芸術は人間の花です。野に咲く花もありゃ、鉢植えだってある。
命を信じて咲かせなさい。それが芸術です。
今日は雨です。
雨が降る度にあの日の私が蘇る。特に夜のしじまに降る雨は悲しい音を奏で、遠い日の心情を呼び覚ます。
愛する者を失い、雨の降る道をあてどなく探しまわった私が鮮明に浮かぶ。あれは遠い過去のこと。過ぎ去ったのだ。
雨が降る度に悲しい記憶が蘇る。またか。10年前も降った。あの日は台風になり、諦めるしかなかったんだが、別れの予感に心が捉えられ立ち上がる勇気を失った。それっきりだ。あの時、私は考え直すべきだった。
天使と悪魔は同じ顔をしているのだと。どちらの顔を信じるかで物事は変わる。信じた側の顔になるだけなんだ。私の心が全てを決めている。
遠い日に降っていた雨よ。泣かないで。私も泣かないのだから、例え、愛する者を失ったとしても私は泣かない。どんな苦しみさえも心に抱きしめる強さを手に入れたのだから。
雨よ。優しい音色で語ってください。
幼い日に降った雨は恵みの雨なのだと。オアシスへの道標に過ぎないのだと。
降りしきる雨が海に辿り着くように私も帰ろう。あの日に。けれど、あの日の私ではない。
話していて楽しいかい?つい聞きたくなる。
昨日服買ってね、それがどうした。今夜のおかず何しょうかしら。勝手にしたらええがなぁ。
うんざりしていた頃見知らぬ客が入って来た。全く会った事もない。
退屈からの逃亡。[あらぁ久しぶり元気だった]相手は不思議そうに私を見る。[どこかでお会いしましたか?][いいえ今日が初めてです]大爆笑で、退屈な時間が楽しくなる。
確か、この対談は河合隼雄と村上龍の本に書いてあった事だが、フイルド、アィデンティティと言うそうな。
その場をアィデンティィの基礎にしてのしまうと言う非常に面白い性質なるものらしい。私の知人は言ったもんだ。
あなたにはバックグランドがないのね。うん確かにない。
それが私の強みでもある。退屈な時間をdeformするのは私の得意技。
多分ね、私地獄に落ちても止めない気がする。もう死ぬかもと多少の怯えは無きにしもあらずだが、退屈で死ぬ人間もいる人もいる。
見知らぬ人のお陰で何とか時間を過ごせた。もうてめぇとはあわねぇぞ。
知人の保証は彼女のバックグランドにささえられてんだ。
精々バックグランドにどっぷり浸かっていりゃいいさね。
そのうち脳みそは腐っていくだろうけど。今日は皮肉がよくでるなぁ。
昨日、2月13日はウサギのプチが亡くなった月命日。
今でも小屋はプチがいた頃のままだ。
時折、物音が聞こえる。
瞬間、まだプチが生きている錯覚に捕らわれる、と同時に亡くなったことを改めて知る。
可愛い仕草と最後の姿が二つだぶって、やりきれなくなる。
寂しいと呟きます。また、プチに似たウサギを飼おうかとも思うが、止める。
プチは一匹だけだ。プチの中には私の愛情が注がれている。それはプチだけの特別な愛情。それを知ってるプチだけが私にとってかけがえのない存在。
私が愛したものたちよ。何故こうも過ぎ去った愛おしいものたちが語りかけてくるのだろう。
二度とあの悲しみは味わいたくないと、怯える私がいます。愛よ。
あなたは一筋の希望でした。真理であり、漠然とした未来への予感に溢れていました。幼い頃、私が暗い森の中に置き去りにしたものは愛する心と感じる心でした。
傷つくのが怖くて偽りの衣装に身をくるみました。
心を閉ざし生きるのは死に装束を纏うのと同じです。
愛することを失えば生きている意味はないのです。何も感じない世界は墓場だ。心は柔らかいもので出来ているのか知らぬが、如何様にも形を変えていく心と言う器官?なのかな。悲しんだり、喜んだり、自在に形を変える。
あ~今日は多分悲しい気分なんだなぁ。亡くなったものを思い出し振り返り、ソッと糸を手繰り寄せる。心は人間の思い出の貯蔵庫なんだろうね。大切なものをしまうためにあんだろう。
プチもいりゃあいつもいる。あの人もだ。忘れないかぎりプチも生きてんだ。
悲しいけど、思い出の数だけ人は豊かになるんだろう。
そう思うことにした。悲しみや苦しみに対する処方箋だなあ。本当に心から愛したから残るんだ。悲しみや苦しみと仲良く、連れもって残るんだ。


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