愛の共犯者

神さえも許す悪徳があるのをご存知ですか。
気付いてはいないでしょう。私の本当の目的には。
愛する人よ。私をこっそり見ないで堂々と見つめて下さい。私の目を見つめて下さい。真実はこの目の中に秘められているのですから。
仕草なぞを信じてはなりません。
昨日、あなたは不思議そうに私を見ていたのですよね。
[何時もの君じゃない]
私は愛することの意味を教えているのです。
気付いて下さい。
全てを失う前に。
私が日頃の軌道から外れ走りだすのには意味があるのです。深い意味が。
行く先など誰にも分かりはしません。
欲望に目が眩んだ連中には決して分からない世界へ向かっているのです。
構うものですか。
彼らは欲望の奴隷なのですから、好きにさせておきましょう。分かりっこないのです。大丈夫ですよ。転落なんていたしません。私これでも軽業師のように舞います。
奴隷たちが何を考え、思っているかくらい私には分かっています。彼らの目を欺くなんてことは朝飯前ですから、彼らが求めるものは全て与えて下さい。地獄への片道切符でしょうが。
私の行動の意味が理解出来るのであれば手口を変えて下さい。初めての私からの指示を見逃さないで下さい。いいですか。あなたなら見抜くと信じています。
私を見抜いたあなたなら、奴隷を操ることは容易いでしょう。
信じて下さい。
私があなたを愛しているかどうかなど考えず、自身の愛に勇気を持っていただけますか。
私は真実しか愛しません。それはあなたです。
私の行動が真実です。今日は帰ります。いいえ、自宅ではありません。私の住みかにです。
大丈夫ですよ。私は何時だってそうなのです。
未来と過去。宇宙と深海を自由に行き来いたします。通い慣れた道です。
あなたのいる場所には目印を付けてありますので迷ったりはしません。
自在に巡ります。愛と憎しみ、欲望、快楽、様々ですね。
いずれも愛の意味を知らせる神の使いです。どちらも打ち寄せる波です。
けれど、どちらにも奪われはいたしません。
私はあなただけの唯一の人間です。
そこには愛や憎しみは存在いたしません。私とあなたと優しさだけです。
どうぞ受け止める勇気を持って下さい。私は優しいだけの存在ではありません。先ほども申し上げたように全てです。
意味を理解していただけますますよね。あなたの心を覗けば私と同じ存在がいるのですから。
何者かなどとは問わないで下さい。
人々は愛の女神と呼びます。
この策略を耳打ちしたのはあなたですよ。くれぐれも注意深く私の行動を観察なさりますように。
暫くは戸惑うでしょうから、繰り返し合図を送ります。
宜しいですか。
今まではあなただけが仕掛けていたのですよ。上手く行かなかった理由は、互いに誓約書を交わしなさい、なのです。
今度はあなたと私が手を組んで仕掛けるのです。
まず全体を見渡してみますね。それから罠のポイントを指定致します。
群集の中で最も嫌いな人に近づきます。憎しみとの別れと思って下さい。愛する人は最後です。三度触れます。昨日、ふっと気づいたのです。
次の手を考えなきゃと。ヒントをくれたのはあなたでしたけど。[他の人も誘ってくれたらいいのに、何時もの君らしく]あなたはそう思っていたのですよね。きっと上手くいきます。
明日からが楽しみです。いいですか、あなたと私は共犯者なのです。
私も本領発揮します。悪魔にもなる私です。
でも、たまにはあなたが思いも寄らぬ人に言い寄ると思います。そんな時は本が読みたくなったんだと汲んで下さい。静かに身を引いているのも良いものです。
全てバランス感覚なのですよ。偉大な自然に学びましょう。この計画は神が仕組んだものですからゆったりといきましょう。１０年以上もかけて運命に働きかけ築かれた計画です。
陰謀とは何と素敵な囁きでしょう。まるで恋人同士の語らいのようです。
私の中の悪魔が目覚めるのです。神の許しのもとに、解き放たれてゆきます。自由になりなさい、と。
人は愛する者のためなら悪魔にもなります。鬼にも。
それもあなたが私に囁いたのです。
[君の為なら僕は悪魔にもなる]
私も同じなのです。神も許す愛があるのです。愛のない悪事は別ですけど。
では、また、明日会いましょう。
今夜は子供のようにワクワクして眠れないかも知れません。何時もそうなんです。私の中の悪魔が目覚めると寝る暇がなくなるのです。
合い言葉は６３７４です。
あなたの言語は私にしか理解出来ないのです。ばれっこありません。

愛の共犯者

神さえも許す悪徳があるのをご存知ですか。
気付いてはいないでしょう。私の本当の目的には。
愛する人よ。私をこっそり見ないで堂々と見つめて下さい。私の目を見つめて下さい。真実はこの目の中に秘められているのですから。
仕草なぞを信じてはなりません。
昨日、あなたは不思議そうに私を見ていたのですよね。
[何時もの君じゃない]
私は愛することの意味を教えているのです。
気付いて下さい。
全てを失う前に。
私が日頃の軌道から外れ走りだすのには意味があるのです。深い意味が。
行く先など誰にも分かりはしません。
欲望に目が眩んだ連中には決して分からない世界へ向かっているのです。
構うものですか。
彼らは欲望の奴隷なのですから、好きにさせておきましょう。分かりっこないのです。大丈夫ですよ。転落なんていたしません。私これでも軽業師のように舞います。
奴隷たちが何を考え、思っているかくらい私には分かっています。彼らの目を欺くなんてことは朝飯前ですから、彼らが求めるものは全て与えて下さい。地獄への片道切符でしょうが。
私の行動の意味が理解出来るのであれば手口を変えて下さい。初めての私からの指示を見逃さないで下さい。いいですか。あなたなら見抜くと信じています。
私を見抜いたあなたなら、奴隷を操ることは容易いでしょう。
信じて下さい。
私があなたを愛しているかどうかなど考えず、自身の愛に勇気を持っていただけますか。
私は真実しか愛しません。それはあなたです。
私の行動が真実です。今日は帰ります。いいえ、自宅ではありません。私の住みかにです。
大丈夫ですよ。私は何時だってそうなのです。
未来と過去。宇宙と深海を自由に行き来いたします。通い慣れた道です。
あなたのいる場所には目印を付けてありますので迷ったりはしません。
自在に巡ります。愛と憎しみ、欲望、快楽、様々ですね。
いずれも愛の意味を知らせる神の使いです。どちらも打ち寄せる波です。
けれど、どちらにも奪われはいたしません。
私はあなただけの唯一の人間です。
そこには愛や憎しみは存在いたしません。私とあなたと優しさだけです。
どうぞ受け止める勇気を持って下さい。私は優しいだけの存在ではありません。先ほども申し上げたように全てです。
意味を理解していただけますますよね。あなたの心を覗けば私と同じ存在がいるのですから。
何者かなどとは問わないで下さい。
人々は愛の女神と呼びます。
この策略を耳打ちしたのはあなたですよ。くれぐれも注意深く私の行動を観察なさりますように。
暫くは戸惑うでしょうから、繰り返し合図を送ります。
宜しいですか。
今まではあなただけが仕掛けていたのですよ。上手く行かなかった理由は、互いに誓約書を交わしなさい、なのです。
今度はあなたと私が手を組んで仕掛けるのです。
まず全体を見渡してみますね。それから罠のポイントを指定致します。
群集の中で最も嫌いな人に近づきます。憎しみとの別れと思って下さい。愛する人は最後です。三度触れます。昨日、ふっと気づいたのです。
次の手を考えなきゃと。ヒントをくれたのはあなたでしたけど。[他の人も誘ってくれたらいいのに、何時もの君らしく]あなたはそう思っていたのですよね。きっと上手くいきます。
明日からが楽しみです。いいですか、あなたと私は共犯者なのです。
私も本領発揮します。悪魔にもなる私です。
でも、たまにはあなたが思いも寄らぬ人に言い寄ると思います。そんな時は本が読みたくなったんだと汲んで下さい。静かに身を引いているのも良いものです。
全てバランス感覚なのですよ。偉大な自然に学びましょう。この計画は神が仕組んだものですからゆったりといきましょう。１０年以上もかけて運命に働きかけ築かれた計画です。
陰謀とは何と素敵な囁きでしょう。まるで恋人同士の語らいのようです。
私の中の悪魔が目覚めるのです。神の許しのもとに、解き放たれてゆきます。自由になりなさい、と。
人は愛する者のためなら悪魔にもなります。鬼にも。
それもあなたが私に囁いたのです。
[君の為なら僕は悪魔にもなる]
私も同じなのです。神も許す愛があるのです。愛のない悪事は別ですけど。
では、また、明日会いましょう。
今夜は子供のようにワクワクして眠れないかも知れません。何時もそうなんです。私の中の悪魔が目覚めると寝る暇がなくなるのです。
合い言葉は６３７４です。
あなたの言語は私にしか理解出来ないのです。ばれっこありません。

その日の天使

随分前に、ある方からハガキを頂きました。文面の始めに[まさにその日の天使でした]と書かれていたのです。
ハガキは今も手元に保管されています。なんでもポイポイ捨てる癖のある私ですが、捨てるには忍びないものもあるのです。
今ではどんな方だったのかも覚えていないのですが[その日の天使］は忘れられず幾たびも記憶から這い出してくるのです。
その日の天使ー。それは笑顔です。
私の最大の武器は神様が授けて下さった愛の果実です。
ですから、奪おうとする者には闘いを挑んでいく戦士でもあります。
私正真正銘の天使ではありませんので。心に憎しみも蓄えてあるのです。
すきな時にいくらでも取り出せるように蓄えておくのが上手なのです。
心のやりくりが。

すれ違い

ロミオはジュリエットが死んだと勘違いし、死んだ。早まるんじゃねぇ！ボケ！
何故すれ違うのでしょうね。
互いの気持ちや心が何故すれ違うのでしょうね。
あなたの想いや気遣い、優しさが私から奪われ、よその方に行くのです。
その度に悲しくなるのです。
その度に嬉しくなるのです。
あなたが私をこよなく愛しているのだと自惚れているのです。
王国はあなたの愛で溢れているのです。どこを見ても「君に］[君に][君に]
[君だけに]
無言の囁きを幾度も繰り返す景色があるのです。
夜、あなたは、静まったホールで、昼間に私が座っていた椅子に腰掛けているのではありませんか。私の目線がどこに注がれているのかしらと。
[君が見ている景色に僕はなりたい]
私とあなたしか知らない秘密があちらからこちらから手をふるのです。
最後は笑いましょう。悲しいのは嫌いです。湿っぽいのも苦手です。
あっちゃこっちゃで手をふるんじゃねぇ。気が散ってまともに本も読めん。

厄介な代物

形のあるものじゃない。感性と言ういとも奇妙な不思議なアンテナなんだろうなぁ。この奇妙なアンテナは妙なことにしか反応しない厄介な代物。少なくとも金儲けには全く反応しない。故に私が金持ちになるなんてのはまず有り得ない訳だ。金は結果に過ぎない。好きなものを追いかけている時の幸せがいい。
好きこそ上手なりって言うしね。
苦痛に感じたならきっと向いてないんだ。
今までの私でいい。約束だから、せっかく気を使ってくれたんだからなんて相手の気持ちを重んじるばかりに苦痛を感じながら我慢している私は嘘の私だ。
如何なる好意だろうが、苦痛を感じたら辞退すべきなんだろう。
あなたの好意だけは頂いておきます。
私の長所であり短所なんだろう。人の気持ちが分かり過ぎる私はつい相手を思いやり裏切ってはならないとばかりに自分に無理強いする。
好意は相手が喜んでくれてこそなんだなぁ。
好きな人を苦しめてまで受け取れってのはエゴなんだよ。だからよ。
拒まれても変わらないのがいいね。
あー気にいらなかったんだくらいの寛大な心で差し上げるのがいいかもよ。
人の好意を無にしゃがって！
そう思う人には思わせておきなさい。本当の好意は相手の喜びが全てなのです。