すれ違い

ロミオはジュリエットが死んだと勘違いし、死んだ。早まるんじゃねぇ！ボケ！
何故すれ違うのでしょうね。
互いの気持ちや心が何故すれ違うのでしょうね。
あなたの想いや気遣い、優しさが私から奪われ、よその方に行くのです。
その度に悲しくなるのです。
その度に嬉しくなるのです。
あなたが私をこよなく愛しているのだと自惚れているのです。
王国はあなたの愛で溢れているのです。どこを見ても「君に］[君に][君に]
[君だけに]
無言の囁きを幾度も繰り返す景色があるのです。
夜、あなたは、静まったホールで、昼間に私が座っていた椅子に腰掛けているのではありませんか。私の目線がどこに注がれているのかしらと。
[君が見ている景色に僕はなりたい]
私とあなたしか知らない秘密があちらからこちらから手をふるのです。
最後は笑いましょう。悲しいのは嫌いです。湿っぽいのも苦手です。
あっちゃこっちゃで手をふるんじゃねぇ。気が散ってまともに本も読めん。