心の世界へ

テレビ見なくなったなぁ。人の心ほどには面白くないからだなぁ。心は楽しい存在だ。丸裸の子供みたいでつい抱きしめたくなる。
ふっと感じて書いているのが楽しい。でも感じる対象がないと心は何も語らない。ちょっとだけ貯蔵庫がある。宝石箱みたいなもんだなぁ。大切なものを仕舞っておく場所。
その箱を手探りすると捕まえたのは君だったりする。忘れられないんだね、私は。大事に仕舞ってある所を見ると。で、君の事を思い出す。[男は独占欲が強いから]と、尻切れトンボのような言葉がよぎる。
じゃやっぱり花が似合うよ。花は愛情を注いだら君の心に根を下ろすんだから。君と郷ひろみさんの歌には似たものがある。特に[裸のビィナス]は君の心そのもの。君から私はマイ、レディを頂いてから、郷ひろみさんの曲を何曲か聞いたんだけど、これが一番君の心境に合ってる。憧れなのかな？最初からじゃないんだ。知り合った頃はマイ、レディだったけど、だんだん[裸のビィナス]に変わっていったんだ。
心は素敵な空間だね。私は君と一緒にいて、次第に１５歳くらいの年代に帰って行くような不思議な感覚を味わった。君の心は若くて綺麗だった。何時までも傍らに居たかったと言うのも本音なんだけど、どうしたもんかね。
マイ、レディは自分だけの人なんだけど、裸のビィナスは憧れを歌っている。君と出逢わなかったら郷ひろみさんの歌を聞く事は無かっただろうね。これ聞く度に君を懐かしむんだろうか。切ないね。

水槽と魚

好きな人にずっといて欲しくて水槽を提供し、ついでに餌も提供しょうとしたが、水槽の提供者は好きな人に少しでも長く居て欲しいと願ったんだろうなぁ。餌を遠い所に置いたり、見つけにくい場所に隠したりしたもんだから魚は餌にありつけず、ヤバい！と思い逃げ出しちゃった。馬鹿だね。気持ちに不安があるから失敗するんだ。魚は君が大好きだったんだよ。ついでに内緒で魚飼ったんだからもっと周りを欺かなきゃ魚が居心地悪くなるだろうが。
君は元気に泳ぎ回っている魚が好きだったんだよね。
私が感じている世界がある。孵化寸前の心とでも言うんだろうか。最初から心がある訳じゃないんだ。誰かを愛したりして、空洞が出来、そこに種が落ちてきたら芽が出たって感じかな。
水をあげてね。きっと美しい花が咲くから。水槽の魚はいなくなったけど、姿を変えただけで君の心で花になるから。

心

金子みすずさんは心の広い方なんだ。いわゆる大人。大きな世界を丸ごと包み込むような心だ。その心で小さなものを眺めている。小さい心でゴム鞠のように弾む心は子供の心。自由に跳ねてどこでも飛んでいく。じっとしていることが出来ない。そこら中を飛び跳ねているのが似合う。好きな人を見つけるとピタリと引っ付きチョコチョコ後を付いて歩く。引っ付いているものだと安心していたら、ポロッと転がり落ちてたりする。ポケットに仕舞い込めるくらいの大きさだから手軽なんだが、油断したら、とんでもない所に行ってたりする。心にも個性があるんだ。みな同じかと思ってたけど、違うね。郷ひろみさんの心は動かないけど人目を惹きつけ、癒やす心だね。だから窓辺の淡いピンクの花を感じたのかな。郷ひろみさん寂しそうだね。[僕はここでいいんだ]そんな声が聞こえてくるようだ。諦めとは違う決意なのかな？きっと眺めて楽しみたいタイプかも知れませんね。歌もそう言う歌が似合っている。

同士、同盟

男と女の間に友情は認めないと君に断言された時私は気付いてしまった。否、そうではないかと薄々感じてはいたが。君は自ら[私が好きだ]と白状したようなもんだね。今図書館だが今日も雨だから、考えていることは延期にして、諸葛孔明を読んでいる。君の心や気持ちよりはこちらの方が理解し易い。非常に恋愛感情と言うのは厄介で、困るね。誰かが言っていたな[恋愛は暇が無くては出来ない]確かにそうかも知れない。貧乏暇なしの私には恋愛は無理だ。私が求めていたのは可愛い恋人ではなく同士だった。しかし、まだ諦めた訳じゃない。君ならきっとその域まで達すると見込んでの話だったんだから。
気長に待つのもいい。まだ、君の中では結論が出ていないと私は踏んだ。

死に装束に笑顔を添えて

傷付けた人にしか癒せないなら自らを傷付けるしかあるまい。私はせっかちだから治るまで待っていられない。
中途半端な傷は余計悪化し、下手したら心まで浸食しかねない。ならばと腹をかっさばいた方が手っ取り早い。傷口も鋭利な刃物でかっさばいた方が治りは早い。鈍刀ではただ疼くばかりで余計苦しい。急激な痛みに対しては脳内から快楽物質が放出され痛みを和らげる効果がある。
出来たらしたくはないんだが、煮え切らない相手を前にはこれしかない。そう思ったんだなぁ。殺す勇気も守る勇気もない事を分かってもらいたくて、自らの心臓を抉る。
私が抉ったのは案外相手の心だったのではないかと自身の行為を振り返る。
私は少しも傷ついてはいないからだ。
傷つくのを恐れている相手に対して自らを傷付けるのは効果がある。但し、これも相手次第だ。傷つくなんて発想すらない奴を相手に腹をかっさばいたりはしない。