携帯から書く日々ブログ
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三才の時に実の親と別れ、五歳の時はチョツと風変わりな伯母と別れ、五歳から七歳の時は死にたい位悲しい思いで別れた人がいる。本当は小学校に上がる前に別れていたはずなんだが。今でも思いだす。置いてきぼりに慣れていたのだが、黙って私の前から消えていくのは嫌だった。その時は後一年だけね、と別れは先送りになり、死刑をまぬがれた気がした。でも運命は忘れてはいなかったのだ。一年の終りにはその日が来た。泣かなかったのは何故なんだろう。死にもの狂いで追い掛けたのに、黙ってあの日を受け入れた。最近、思う訳だ。私に対する優しさは引き延ばされた一年にあったのだと。子供ではあったがその人の優しさが一年を作ってくれた。私の願いを叶えてくれた人だった。
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