歴史への畏敬

私が生まれた時にはあった。ラムネ、懐かしい響きと形は今も変わらない。６０年の歴史を持つラムネ。最近お目にかからないが、名前を聞いただけで、夜店の雰囲気がする。うちわとラムネは夏の風物になっている。時を重ね、振り返る。戦後すぐにラムネは生まれたのか。時に育まれた物への畏敬の念がある。世の中が変わっても、変わらない物もあるんだ。なんだか、ホッとする。影ながら応援したくなるのは、歴史への畏敬の念もあるのだろう。