初夢かい

台所で私は次から次へと洗いものに追われている。いくつかは締っておけば良いと考えていた。隣室から、賑やかな声が聞こえ、その声の主が息子の先生らしい。挨拶するついでに顔を見て、[この人になら息子を任せてもいい]と判断した。暫くすると口の悪い男がやってきた。何かを口汚く叫んでいる。私が批判すると、男は[お前にそっくりだ]と言う。確かに、現実で私はこの男のやり方で人をやりこめた事がある。今では私の一部になっている。余り、好みのキャラクターではないが、人間に嫌われる人物として、見覚えのある空気だ。夢は取り留めもなく続く。夢の間、台所から見える景色は次々と変わって行く。ここで目を覚ました。目覚めよ。何時まで寝ているのだ。全員、揃ったキャラクターのオンパレードの夢。随分多くの人に会ったもんだ。