携帯から書く日々ブログ
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変わらない。学友が将来の夢を語る傍らで私は漠然と生きていた。友人の夢を羨ましく思った事もない。私の心にあったのはあてど無い漠然とした未来だけがあった。ただ未来だけが。それは人間が作った世界では無かったのかも知れない。小さかった木がいつの間にか巨大な木に育つのと同じ感覚にも思える。風雪に耐え、時を超え、今や空を覆う程になった木を見上げながら、思いを馳せる。ここまでの長い年月に思いを巡らせる。 何百年も佇み続けた木にもあらゆる困難があっただろう。ちょっとした偶然が幾つも重なり今がある。それを私は神の恵みと言う。 私は何かになろうとは今でも思わない。今日1日を見つめ歩く。何になるか私には分からない。神なる存在がいるなら、多分あなただけが知っている。私はあなたを信じるように今日を信じる。未来を信じる。かって幼い日にあなたを信じたように無心に私は生き、愛する。あの日の私が一番あなたに近い世界にいた。信頼だけを胸に抱き歩いた道がある。今ではあなたの背中は見えない。時折思い出しはするが、私の前にあなたの背中はない。 私を導いてきた静かな歩みを忘れない。月灯りの寂
しい道で私はあなたの背中だけを見つめて歩いてきた。 PR |
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