身を持って知る。

障害者用のトイレ、ゆったりして、健康な時は広すぎて居心地悪かった。 初めて知った。体が不自由な人の日常。 自由に動けないもどかしさ。 もし、自由に動けたなら、と、憧れるのかも。 何と無くよぎるものがある。貧しいって、体が不自由な事でもないし、金がないって事でも無くて、憧れや希望がない事なんだ。 私は一ヶ月もしたら治る。大した事ではないが、一ヶ月後が楽しみになっている。痛いのを通り越して、経験した後の私が待っている。貧しさは物では解決しない。 物語りにもあるが、全てを手にいれても、感動が伴ってないと意味ない。 だから、傷ついても心が喜ぶ物を追い掛ける。

興味がない。

現実には興味がない。持たなくても現実は存在する。私ひとりが無関心でも、おかまいなしにでん！と居座っている。けっとばしても、びくともしない。 だから、かまわない事にした。大勢の方々に支えられ、さぞ、現実も満足している事だろう。スーパースター並の扱いを受けてらっしゃる。 多分、何時か、スーパースターはトンズラする。 振り回され、疲れ切ったファンの皆様。次なるスーパースターを血眼になって、探す。何かに夢中になれたらいい。自分の責任も忘れず、追い求めて行けばいい。私は興味がない。それだけ。明日から入院。何が起きるが楽しみだ。拘束された事がないから、自由を奪われるって、どんな心境かな。嫌だったら脱走すればいいだけ。 脱走、得意だもんね。 捕まえた奴一人もいない。唯一の自慢だ。

秘密の花園

良く聞く台詞だな。自分だけがしっている世界。ニュースで罪人が捕まる。罪状、動機、手口、などなど。 真実を知る者は本人だけなんだ。聞き出せない真実がある。見てる側は第三者を通じて、判断するしかない。報道する側に悪意があれば、聞いている側も似た様な心理になる。ニュースの報道に感情は不必要、理性的、明確に伝える事がいい。後は聞いてる側の判断に委ねる。 様々な捕え方がある。 私には私にしか解らない、秘密がある。秘密にする必要はないのだが、話しても無意味な同情しか得られない。折角だから宝箱に入れたまま、しまいこんでいる。同情が何の役に立つ。 役に立った試しがない。ただ、イライラした。 本当の事は私にしか解らない。個性は寂しい宿命を持たざるを得ない。 苦しくて、狂いそうな時でも手放さず保持し続ける。沈黙の中で何時しか道が見えて来る。 入って来た時とは違う道を見い出し、ユーモアになり出て行くもの。 人への優しさになり出て行くもの。様々だ。経験は時の中で思いも寄らない姿に生まれ変わる。 秘密のない人間はいない。 忘れる
人間はいるかも知れないが。 個性の故郷は秘密の花園、そう思えたら嘆いたりしなくていい。責めたりする必要もない。 誰とも共有出来ない大切な貴方であって欲しい。

楽しいが好き。

真面目な話し好きじゃない。だけど、基本がないとユーモアは伝わらない。 本当はね、神様と話している時と同じ様に話せたら、どんなにいいか。私の中の神様はユーモアが大好きなんだが。 笑っていたら、きっといい事があるよ。 無くてもいい。笑っている時、神様は人々の傍らに頬杖ついて、とても、幸せな顔してる。 単純な事が好きなんだ。 穏やかな口調でボソと言う。

だから、言ったでしょう。

新しい物事に取り組む時、不安がないと言えば嘘になる。 真剣に生きればそれだけ余計傷つく。 追い討ちをかける様に(だから、言ったでしょう。)悪魔の様な囁きは何時しか、心から感動を奪っていくのだろう。 私は最近思う事がある。誰もが感動を求めながら、自己愛からなのか、快楽にすり変わっている事に気がついていない。 心は感動を求めているのだが、在りかが解らない者達がさ迷う。