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狂った人間の心を捕える事が出来るか。幼子の心を捕える事は出来ないであろう。彼等には固まった意識がないからだ。その都度、認識はするが、流れ行く景色に過ぎない。私は人間が何時か死ぬ定めである事を予感する。ならば、諦めようではないか。しかし、死までの道乗りは心行く迄楽しみたい。死ぬと言う逃れられない運命を見据えてゆっくり歩き、花を愛し、風を感じ、今此処に共に生きている人々を感じ、あらゆるものと一つでありたい。私の所有物はただこの命一つ。
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神を天上に押し上げたのは、他でもない人間だ。神は探し求める者にあらず、自らのうちに見い出す者に宿る。欲望が神を見えなくする。恐れが神を遠ざける。死の中に、狂気の中に、あらゆるもののうちに神が宿る。時に風に姿を変え、囁くだろう。戯言と聞き流したとて神は一向に気にはしない。聞く心ある者のうちに最早神は存在する。安易に信じない者の扉を幾度も叩くであろう。忍耐強い者のうちに神は憩う。暫し仕事の手を休め辺りを窺うのだ。成すべきと成さざるべきを見極める為に。人間が何を求めるかにかかっている。
人間の手が届かないものがある。全てが人間に届くと自惚れていると酷い目にあうだろう。いい現し難いものの前で私は謙虚にならざるを得ない。形あるものに心奪われ走り回った大地が消えて行く。私に見えているものは他の人には見えていないであろうし、私には見えなくなったものを彼等が見ていたとしても何等不思議ではないのだ。人間の意識が認めないものは存在しないのだから。存在するしないは全て人間の意識が決定している。なんと厄介な事か。
私が歩いてきた道は誰にも解らない。私の誇りはこの道に他ならない。傲慢であろうか。私は誰の理解も必要とはしないのだ。確かに私が歩いた道がある。支えとした神ももはや私の傍らにはいない。私の気を紛らしてくれた悪ガキも。ただ私だけがいる。誘う者も無く、慰める者もいない。私のみを頼みに私は生きる。人間の素晴らしい力が確かにあるのだと私は感覚で知った。夢としか思って無かったあの境地に私はいる。かって誰かが歩いたであろう道。貴方への深い愛が理解へと変わる。苦しみさえも飲み干す覚悟で歩き出した道の果てに、貴方は私の一部になりました。私が貴方の一部でもあります。
死への恐怖も、狂う事への恐れも無く静かに歩み行く。峠を越え、眺め見る世界に見えるは一筋の我が道。もはや振り返る事も無く、歩を進める。あれほど恐れていた世界が今此処に。我が命に記された足跡は確かに此処にあり、憧れつつも恐れを抱き、辿り着く。この道の中場にて時に狂気に見舞われ、死に誘われ、いずれも我が道を阻むもの無きに至る。死を信じ、狂気を信じ、我が道に現れた全てを信じ、なお我が命の強さを知る。


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