もうひとつかな

新番組が始まると取り合えず気になるのは見る。斉藤さん。言わんとしている事は解るのだが、善意も強制されると偽善に変わる。いかに相手の自発的行動になるか。頭ごなしに言われては自発性も薄れるのではないだろうか。解っちゃいるけどやめられないが心理にある。善意は自発的だからこそ美しい。と言う訳で、悪い事を悪いと言うのには賛成だが、あくまで善悪の基準は個人にある訳だ。暴力的な斉藤さんにならないが為にも(何故？)の疑問は残しておきたい。

闘い

不安とだろうな。最大の敵は人間の心に根を下ろした不安だと思う。商いもこの人間の不安を手玉に取ってる。騙される人の心には不安への恐れがある。私も商売をしていた頃は人間の無意識を利用していた。弱味につけこんでいる事は自覚していた。私自身が味わったものだから誰よりその苦しみが解っていたのだと思う。心理的な駆け引きのない人間関係に憧れた。誰もが不安からは逃れられない。極度の不安は人間を狂わせる。完全な安定など生きている間はないと思う。視点を変えるとそれが生きている証に思える。

吠える

何も書く事はない。溢れる思いをカラオケで吠えておしまい。仕事探さなくては、体がなまってくるのが嫌だ。脳味噌も心も腐る様な気がして。まだ、生きている。生きながら腐っていくのが悲しい。

お主出来るな！

現実にそう思った人は一人しかいない。会話の間に大きな空間があり、説明も無く投げる。相手が理解出来なくても、説明しないのがいい。問いと答の間には横道がある。どの道を通るか知らないが、普遍なものは揺るがない。お主出来るな！出会いの面白さはこんな所にある。

無視出来ない存在

夜と霧のビィクトル、フランクルについては幾度か触れたが、たまたま読んでいる本にビィクトルの名前を見付ける。昔違いの解る男なんてコマーシャルがあったが、男で無くても違いは解る。言葉を越えたものの息吹とも言えるなにかを。荒れ狂う嵐の前に立ち強靭な精神を見せた人間。望んだ訳ではないが、運命は時々悪戯をする。