携帯から書く日々ブログ
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事故った。私の電話で友人がとんできた。ついさっきまで私は友人と話していた。友人の最初の言葉は(もう少し時間がずれていたら)そうかも知れない。予測のつかない現実に過去を振り返る。防げたかも知れない物事はあるのだが、気がつかない振りをする。事故は偶然で仕方ないと諦められる。友人の言葉が慰めに思う。
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苦しみが通り過ぎると貴方の思惑に気がつく。今まではそうだった。だからと言って今回もそうだと言う確信はない。私は奇妙な確信をもっている。苦しみが訪れる度に貴方を感じる。暗黒の中でしか貴方と話す事ができない。
みのむしの様に布団にくるまるのだが、私の思考は止まらない。まどろみに安堵したかと思う間も無く突き上げてくる得たいの知れない存在が揺さぶる。限界だ。私の精神の限界に立つ。ここが今の私の精神の限界。狂う一歩手前で踵を反し、この世界を離れる。私はまるで精神の世界をさ迷う旅人だ。狂気のぎりぎりの淵に座り背後に退いた世界を思う。
何もするあても無く一日が過ぎて行く。辺りは静かで私を誘うものはいない。暗黒をさ迷う者の如く不安に辺りを見回すが何も見えない。目標も道標も希望も。身動きのとれない最中にヘルマン、ヘッセを読む。理解できなかった世界が鮮やかに私の内面で芽生えている。私があれほど理解したいと願った世界がかすかな息遣い一つ漏らさず聞こえてくる。誰にも語れなかった世界を私はヘルマン、ヘッセと旅をする。愛する者を理解するために私は苦悩の中を歩く。
哲学と心理学がもっとみじかになるのが私の理想なんだが、敷居が高過ぎて庶民には関心を持たれない。一つの理由に不都合な事実には目を向けたくないと言う心理が働く。単純である事は究極の洗練ある。これはダビンチの言葉だが、単純ではあるが脳天気な結論でない事はモナリザの肖像画が語る。モナリザの顔を半分だけ見ると全く違う表情になる。右目と左の目が明らかに違う。
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