笑顔が見たい

ゴッホの笑顔が見たかったな。夕方、出掛けた。可愛い子供に会った。無我夢中で子育てをしていた頃は距離を取れず、楽しむなんて余裕が無かったんだろうな。こんなに可愛いのに、もったいない事をしてしまった。子供だけではない。外に出るといろいろな人と出会う。知り合いでもないのだが、サラリとした触れ合いで笑顔が見られたら、あ～今日はいい日だったなんて単純に喜べる。期待されるのは嫌なんだが、一発芸でその場限りだからいいのだ。笑っていたら、きっといい事ある。と私は思う。案外ユーモアの達人は寂しがり屋だったりする。ユーモアは真面目を越えた所にある。今までの私の経験からそう思うのだが。チョツとした事がいいんだ。大袈裟ではないのがいい。笑顔になってくれたら、自分の寂しさも忘れてしまう。素直に笑顔を見せてくれた人に救われたりする。明日は面接だ。取り合えず頑張ってみるか。豊かな人は楽しむ知恵をもっている。なんでもない事でも楽しむ事ができる人は本当に豊かな心をもっている。格差なんて気にする事ないよ。喜びはもっと他の所にもあるのだから。ないものを求めるよりあるものの中に見い出す人が豊かな人間に思える
。欲求不満の人間はないものばかり見ているのかも知れない。

誰でもいい訳じゃない

寂しかった。それだけ、双子だったらずーと一緒にいられたのかな。違うと思う。気持ちが繋がらないと、余計寂しいものだと思う。だからと言って気持ちが繋がるって？聞かれても答える事は出来ない。多分秘密になっている。お互いにしか解らない秘密になっている。誰にも話せないのだが、神様だけは知ってるんだろう。

忘れないで

少なくとも二年間は幸せだった。ガジュマルの木に囲まれ、静かな日々があった。生活は貧しかったが叔母は優しい人だった。田舎で暮らして行けるだけの豊かさがあれば誰も田舎を出て行く事はなかったかも知れない。振り返り、もしも、なになにだったらと思っても今となっては消えない記憶になっている。振り返りるのは、幼い日に自分が一番幸せだと思った事が何だったのかを、過ぎた日に問掛ける。何も知らなかった幼い私に問掛ける。子供の頃感じたものが本当に私が求めているものだったりする。

環境

寒くなると室内に入れていたのだが、今年はまだ外にだしたまま。南国の花だから寒さには弱いだろうが、まだ花を咲かせている。案外、環境に適応しているのかも。多少の不安を覚えながら花を見ている。まだ大丈夫。まだ耐えられる。無事この冬を乗り越えてくれたならと思う。

どっちでもいい

社会的には取り合えず女と言う事になっているのだが。どちらでも構わない。男であろうが女であろうが、見る側の都合もあるのだから。私の知った事ではない。何かであるより感じたものが一番楽しい。あらゆる者に姿を変える。時には風にもなりたい。人間以外のものにもなれたら、もっといいかも。