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悩み苦しむ私の頭上から声を聞いた。私は信じていた訳ではないのだが、何気無く開いた本の中でその言葉と出会う。読むより早く私はこの言葉を聞いている。余りに馬鹿げた話だから他言にはしなかった。苦悩にのたうつ私を見るに見かねた神様とやらが慰めに幻聴を囁いたのだろう。今でもあの時の声は覚えている。本を開くと懐かしい言葉に出会う。私だけの亡霊でしかないと思ってた言葉を遥か昔に聞いていた人がいる。私はこの声に導かれ歩いてきた。この道の彼方に地獄がまっているやも知れぬと思いながらもだ。神と、私は貴方を呼ぶ。なんと呼べば良いのか解らず神と名付けた。貴方を宿した者は貴方の名前を誰も知らない。知るより早く貴方の意志は行動となり人間のうちにてうごめく。それは激しい衝動であり理性では押さえきれない。死をも恐れない強かさをもつ。イエス、キリスト。彼はそう呼ばれた。ある者はマザー、テレサと。ある者はゴッホと。時を越えて存在した。人間の知らない世界からの声になり何時の時代でも囁かれ続けた。
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働く事は肉体を養う為。その為に私は心を犠牲にする。二つとも私なのだが、違う気がする。これ以上心を犠牲にしなくては生きていけないのなら肉体を捨てて自由になりたい。私が生きている意味を知ってるのは心だと思う。私は問掛ける。お前は生きているのかと。返事はない。最早何も感じない。何かがおかしいとは思うのだが。細胞が死ぬと組織は腐っていくんだ。中々踏ん切りがつかないまま時間が過ぎていく。勝てない闘いだと解っていても私には馴染めない世界がある。この世界に生まれた事が間違いだったとしか思えず、落ち着く場所もなくさ迷う。何時か私は生きたまま死んでいく心を哀れむ。誰も信じられない。誰も悲しまない。それだけが唯一の救いだ。今は誰も何も愛してはいない。過去にはいたが次第に記憶から消えていく。
何時か私はお前のもとに帰る。日々の悩みや恐れはお前の前ではなんと子供じみてみえることか。人間の中に神を探せとお前は冷たく私を突き放しはしたが結局私はお前のもとに帰る。それ以外の憧れや夢は私がお前のもとに帰るまでの小路に咲いていた花にすぎない。
人間と関わらず生きて行けるなら、死に急ぐ事もなく最期の日を静な心で待つだろう。生きて行く為に人間と関わらなくてはならないとしたら、それは日々拷問を受けているに他ならない。私は世の中に関心が持てない。これから先、科学も発達するだろう。だがそれがどうした。人間の豊かさはもっと他の所にあるのだと思う私は経済には疎い。そうだな、私はマザーテレサの様な人間を生み出すのは神様しかいないと思うし、その精神は人間には永遠に届かない世界だとも思っている。何時の日か人間は絶望に直面する日が来るのだろう。
科学が発達しても人間の複雑な領域には到達出来ないと言うのが私の考えだ。様々な人間に会ったが人間であると認識した人間はたったの二人に過ぎなかった。大抵が社会の中で機械と何ら変わらない物体でしかない。手塚先生の遺した作品を改めて読み直す。心とは何だろう。私は人間に会う度に絶望を感じる。もしこの世界に心で感じ生きている人がいるなら、この下らない世界を生きる事も少しは意味があると思えるのかも知れない。


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