ナンセンス

幸せってなんだろう。人それぞれだね。同じように生きるってなんだろう。それも個人差がある。だから人に聞く事じゃない。相談する事柄じゃない。一人で探すしかない。 バカバカしい人生よりバカバカしい一時が嬉しい。阿久悠の歌詞の切なさが心を捉える。 働く事と生きる事は必ずしも結びつかない。それでも人は生きていく為の努力をする。時には心を殺してでも。

結びつかない

生きる事と働く事が結びつかない。いくら心を説得しても、二つはバラバラのままだ。このままだと死ぬよ、脅しても心は黙っている。 ざわめいているのは肉体で心はしずかに死を受け入れている。引き裂かれた。心は私の肉体の牢獄から沈黙と言う抵抗を示す。 生きるとはどう言う事だ！狭間で私は問いかける。肉体と心の溝は日に日に拡大してゆく。

心の乗り物

リズムに乗り体が動く。毎日の生活もリズムだ。美しいものにはリズムがある。体内時計に添って生きる時人は健全な生活を営んでいる。規則正しく動く心臓の鼓動のように穏やかな事だろう。昔は太陽と月が人々の日々を健全なものへと導いていた。夜と昼。太陽と月。眠りと目覚め。 現代は何を導き手にすればよいのだろう。昼も夜も知らない自由は不安だ。どこかで区切りをつけなきゃ、駄目になる。

嫌だ！

他に理由はない。私の感情がそう言う。意識でガチガチに固まった群衆には興味がない。彼らの仕草はロボットのようにプログラムされている。心なんて彼らには関係ないんだ。心もない人間は頭で考える事が全てだ。 感じるのは心なんだよ。濁った心には決して聞こえない声がある。常識さえ守っていれば安泰だろう。退屈な生き方。つまらない生き方。決まりきった仕草。人間でなくても構わない。機械もインプットすれば間違いなくこなす。それがあなた方の安全と安定を約束するだろう。つまらない人生を。何の為に君は生きてる。

好きな世界

赤と青。深さと広さ。情熱と冷たさ。好きなものは常に両極端だ。生と死。嫌いなものは中途半端。生きてるんだか死んでるんだか分からないのが一番嫌いだ。それを平和と言うのか。私はそうは思わない。平和は争いや不安のない状態ではなく、過酷な大地に立ちなお強い心を保持する事だ。私が勝利を感じるのはそんな時だ。私が好きなもの。真っ赤に燃える太陽と涼しげな色をたたえた水の色。矛盾したものが好き。矛盾の中央から空に青白く一筋の航路が天空に伸びる。地上に生まれた星が流れ星になり一筋の航路を描く。私は愛する。人間としての芸術を。物語ではなく存在をこそこよなく愛する。孤独な魂を。