履き違え

軽さとしなやかさを履き違えてる。桑田佳祐の歌詞が気にいり口ずさむ。感性として分かる詩がある。桑田佳祐さんの曲はバランスが良い。軽いノリで意味深。いいね。真実は話せば伝わるってもんじゃない。その辺りを心得た歌は飽きない。本当に苦しい時、人は言葉も涙もでない。祈るのはそんな時かな。

気分は最低

金もないのにタバコを買う。ささやかな生きてる喜び。タバコをくゆらせながら、明日は生きていないかも知れないが、切羽詰まった状況の中で吸うタバコが実にうまい。生きていく辛さも死んでゆく辛さも似たようなものだ。死ぬ気になればなんだってやれるってのは本当だが、そんな気になれるほどの人生じゃない。 取りあえず死ねないから生きてるだけだって言えば、ふざけるなとくそまじめなお言葉をいただくのは承知。一本のタバコがうまい。それだけでいいか。 それだけでもいいじゃないか。

憐れみ

赤と青のマニキュア。どう見たって生活に切羽詰まった人の格好じゃないねぇ。人の意識に訴えるのは嫌い。特に日本人の憐れみの精神は優越感でしかない。貧弱な精神に答える気になるかい。貧しいは貧しいなりに楽しめる人がいいね。優越感に浸りたがるぼけなすの期待に答えるほど馬鹿げた道化芝居はない。すまんのう期待に添えなくて。満たされない人ほど人の不幸で幸せを感じ、意味のない経済を支える。ご苦労なこった。中身がないだけ外観をかざらなきゃねぇ。

捕らわれの身

世の中が嫌いでは生きて行けないのだろう。ガキじゃあるまいし、分かってるさ。アウシュビッツでも同じ思いを味わった人がいる。生きる為に犠牲になった人々が。時代が変わっても中身はちっとも変わらない。自由は時代ではない。人間の心で叶えるものだ。何時までもアウシュビッツは消えない。ナチは人の心の牢獄だ。世の中は嫌いだ。自分の心さえ認められない自由は虚しいだけだ。 最近忌野清志郎さんが亡くなられた。私の好きな人は皆、同じ事を思ってる。決して現実にはならない夢を見る。 愛し合ってるかい。 マザーテレサも願った。金にもならない夢を見続けた。 才能の全てが金に結びついているのではない。むしろ、貧しさの中で祈り続けた者に寄って人は生きている。馬鹿どもが。 世の中は嫌いだ。才能は愛する力なんだよ。

不思議

スーパーに行くと食い物が山と積まれている。盗みを良しとは思わないが、食い物が無く盗みも出来ないなら死ぬしかない。豊かさってなんだろう。誰の為の豊かさ？ 仕事を探しながら生きる意味を考える。私が感じている事と現実の隔たり。どちらを信じるかと言われたら私が感じている事。不都合な真実。虚しくなるのはきっと自分が感じてる事を否定し続けた結果に思える。世の中が否定しても私だけは信じる。それが唯一私としての確信だから。