なんでじゃろ

最近のカラオケは精密採点と称して、感情点数まででる。私はこの感情点数が0に近い点数がでる。何故かなと思うのだが、理由が解らない。私には感情がないのかと疑いたくなるのだが、所詮、機械だ。適当なんだろうが、あまりにも度々零点を獲得すると、いい気はしない。機械に感情が分かってたまるか！ 感情はあるんだがカラオケで好んで歌う唄はカラッとした歌が多い。演歌が嫌いな理由もそんなとこかな。悲しい時には笑える方に行く。辛い時ほど馬鹿げた曲を選ぶ。その方が救われるんだ。因みに私が通っている病院の看護婦さんはよく笑う。気のせいか笑っている方が不整脈も早く解消されているような。クヨクヨするすると免疫力が落ちるって本当だと思う。 自分の気持ちは嫌と言うほど分かっているから、違う視点で見られるものがいい。

花嫁衣装

結婚式は興味がなくパスしたが、もし今私が花嫁衣装を身に着けるとしたら、私が歩いた道の傍らに咲いていた野の花を衣装に選ぶだろう。そんな事を思う。心から愛する人に見て欲しいのは私が歩いた道に咲いていた花に他ならない。それが私の花嫁衣装。そう思った日がある。そう思わせた人がいる。私も又あなたが歩いた道を愛する。あなたを育てた時と歩んだ道を。
あらゆる苦難は全てあなたへの愛、それが私の花嫁衣装。

私の夢

残念ながら、私は眠っている時にしか夢を見た事がない。将来何になりたいときかれたら人間になりたいと今なら書くだろう。これは本心だと思う。人間である事を前提に人は夢を描くのだろうが、私の場合取りあえず人間の形に生まれはしたが、人間に到達はしていないのだと知っていた。そこまでの道は険しく歩くだけで精一杯だったように思う。人間としてあるべき生き方を探すだけで夢など見る暇はなかった。それが私の真実だ。

皮肉で骨までバッサリ

皮肉も鍛えれば心臓を貫く武器にもなろう。平和ボケの人に優しい言葉をかけるほど私はお人好しにはなれない。子供の頃知らなかった事実がある。ただ生きていた時代が。しかし、私は気付いてしまった。何時か人は死ぬ運命なのだと。ならば何もせず死ぬのを待つ人もいるだろう。だが皮肉な事に人間は退屈な日々に耐える強さはない。 仕事も見つからず焦りが募ってくる。それもあるが何もせずに生きれる程私は忍耐強い人間ではない。死ぬ前に退屈から発狂するのが分かる。長年付き合ってきた私と言う人間だから私にしか解らない私だ。 退屈に耐えられる人を忍耐強いと勘違いしたりもする。

私の道

私の神様は悲しみに沈む私に言われた。何時も笑ってなさい決して一時の悲しみで心を閉ざしたり悲観してはならないと。苦しい時は苦しみを見つめなさい。苦しみも忍耐強い眼差しには諦め去っていくのだと。ありのままの心を認め、なお光のある方に顔を向けなさい。全ては私の心にある。全ての災いも私の心から飛び立ったもの。全ての幸も等しく私の心から飛び立った青い鳥。翼を広げるように心を開け放とう。私にふさわしい幸はこの心にしか安むべき場所はないのです。病めるときも富める時も心よ共にあらん。